2011年05月06日

中央構造線はこのように造られた

中央構造線は中部地方から九州に至る長さ約1千kmの断層です。


先ずは、地質の年代を確認しておきます。
地球生誕は約46億年前ですが、先カンブリア代、古生代に続き、
中生代が2億5千万年前、新生代が6550万年前から始まります。


白亜紀の約1億3千万年前、海洋プレートが誕生します。
その後、この海洋プレートが移動し、海溝で沈みこみます。
この時に海底にあった緑色岩、石灰岩、チャート、泥岩、砂岩が一緒に沈み込もうとします。


ところが、これらの海洋プレートの岩は、大陸プレートののところでそぎ落とされ大陸プレートの一部になって、付加体となりました。


このようにして中国大陸のところで、日本列島の骨格が出来上がったのです。
  

Posted by むぎゅむぎゅ at 23:49Comments(0)自然

2011年05月06日

長篠の中央構造線の露頭

長篠合戦のぼりまつりの帰路、バスの車窓から国道151号長篠大橋から寒狭川下流を眺めます。


ちょうど、この辺りを中央構造線が通っています。


これが中央構造線の露頭です。


中央構造線はこの看板に記載されている通り、約1千kmの及ぶ断層です。
大古からの地球の歴史が露頭しているのです。


川から望む長篠大橋です。


  


Posted by むぎゅむぎゅ at 09:23Comments(0)自然