2021年11月25日

東三河、芸術の秋一端

 急に冷え込みましたね、奥三河は一段と紅葉が映えますよface01
スポーツの秋、食欲の秋、・・・・、芸術の秋!

先日、豊川市桜ケ丘ミュージアムに立ち寄りました。
豊川市民ふれあい芸術祭をやっていました。


2階を覗いてみると、
第10回鳳墨会水墨画展です。


中を覗くと、落ち着いた雰囲気です。色のついた墨彩画もありますね。



お隣は、ネイチャー二人組の写真展です。
案内はがきで紹介しますと、穂の国の自然植物とお魚です。


そして、奥の方では、豊宝書道展です。
東三河の各書道会の方々の作品で、力作が並んでいました。



いずれも今月28日(日)までです。
3密、ソーシャルディスタンスに気おつけて、是非出かけてみてくださいねface02

  

Posted by ビクター at 08:40Comments(0)魚貝類植物文化エコ・環境文化活動

2021年10月24日

捕食者 ヒト

引き続きみなと塾の会報に記載された愛知大学の卒業研究の内容を紹介します。

みなと塾代表の話によると、
「六条潟にも毎日アサリを捕る方たちがいる。
目の前のアサリを必要以上に採っていく。」とのことです。

ヒトの乱獲で生物を絶滅に追い込むことはよくありました。
ヒトはそれを反省して、マグロもカニもエビも乱獲しないようにルールを定めています。

六条潟のルールがあります。


多くの人は守っていると思います。

毎日来る人もルールは守っていると思います。
それでも、子供たちが遊びの、そして学びの場の六条潟の干潟を
多様な生物と共に残したいと思います。



  
タグ :六条潟


Posted by 三河湾のスナメリ at 16:17Comments(0)魚貝類

2021年10月23日

捕食者によるあさりの減少

引き続き、みなと塾の会報に記載された愛知大学の卒業研究の内容をもとにします。

ツメタガイが広く生息してあさりなど二枚貝を捕食することはよく知られています。

貝殻に穴の開いたあさりをよく見かけます。
それはツメタガイに食べられた痕跡です。



あさりはギマ、クロダイ、ヘダイにも捕食されると紹介されていました。
  
タグ :ツメタガイ


Posted by 三河湾のスナメリ at 09:05Comments(0)魚貝類

2021年10月22日

水がきれいになったから あさりが減った

みなと塾の会報2021年6月に記載された愛知大学の卒業研究を引き続き紹介します。

「産卵時期の10月から11月上旬にむけて栄養を貯めているはずのあさりたちが、
夏以降の生息密度が高く、相対的な飼料不足に陥っている可能性がある。」としています。

それを裏付けるデータです。
愛知県環境部の報告書から引用します。

三河湾環境改善プログラムにより、汚濁量は着実に減少しています。


2011年と比較して、2014年、2017年と秋の植物プランクトンの量が着実に減っています。
あさりの生育に必要なプランクトン量が確保されていない可能性を示しています。


  
タグ :あさり


Posted by 三河湾のスナメリ at 06:04Comments(0)魚貝類

2021年10月20日

愛知県のあさりが激減した理由

2013年以降、愛知県のあさりの漁獲量が激減しました。


その理由について、愛知大学の学生が卒業研究で報告しています。
その内容がみなと塾の2021年6月の会報に記載されていますので、紹介します。

理由の一つが貧酸素水塊の発生です。
三河湾では海水中の酸素濃度が低下する現象がたびたび発生するようです。

酸素のない底泥中で有機物が分解されると、有害な硫化水素が発生します。
この海水があさりの生息地の浅場に流れると、あさりに被害が発生します。

2020年の三河湾の貧酸素水塊の発生状況です。
愛知県水産試験場の「水試ニュース530号」から引用しました。




2020年8月6,7日には三河湾全体に広がっています。

8月20日には縮小しました。



  
タグ :あさり


Posted by 三河湾のスナメリ at 19:36Comments(0)魚貝類

2021年10月19日

漁獲量日本一 愛知のあさり

日本全体のあさりの漁獲量が減少する中で、
愛知県のあさりの漁獲量はなんとか維持しています。
六条潟の稚貝採捕量も概ね良好です。

愛知県がまとめた資料から引用しています。



これは干潟や浅場の造成の効果と推測しています。



私はあさりの生育環境が整っていることに安心していました。
この時までは。

事件はこの後に起きました。

愛知県のあさりが激減しました。
赤い折れ線のグラフです。

  


Posted by 三河湾のスナメリ at 06:10Comments(0)魚貝類

2021年10月18日

六条潟の生き物

三河湾の豊川河口の六条潟

ここからは御津から蒲郡までの風景が楽しめます。



潮が引くと干潟が現れます。




干潟ではカニが顔を出します。


  
タグ :六条潟


Posted by 三河湾のスナメリ at 06:10Comments(0)魚貝類

2021年10月17日

水産試験場公開デー

蒲郡にある愛知県水産試験場の公開デーが10月23日です。
100人限定で、10月21日までに事前申し込みをする必要があります。

以下は、水産試験場のHPの内容です。

●日にち:令和3年10月23日(土曜日)
●時刻:10時~16時(入場時刻指定)
●募集人数:100名(申込先着順)
●場所:愛知県水産試験場(蒲郡市三谷町若宮97)

●下記添付の申込様式に必要事項を記入し、メールまたはファックスにより、お申し込み下さい。
ファックス:0533-67-2664
メール:suisanshiken@pref.aichi.lg.jp
●申し込み期限:10月21日(木曜日)
※100名に達し次第締め切ります。
※個人情報は、当イベント以外には使用しません。
ただし、参加者に新型コロナウイルス感染症の陽性者を確認した場合には、保健所等の公的機関に情報提供します。

写真は10年ほど前の水産試験所公開デーの様子です。



六条潟のあさりが紹介されていました。




  


Posted by 三河湾のスナメリ at 09:51Comments(0)魚貝類

2021年10月16日

国指定 天然記念物 三河大島ナメクジオウ

竹島から見える三河大島
ここにも国指定の天然記念物があります。
ナメクジウオですが、私は見たことがありません。
そもそも三河大島に渡ることが私は何十年もありません。


ナメクジウオを蒲郡市の三谷にある愛知県水産試験所で見ました。
このナメクジウオは三河大島で採取されたものではありません。


ほとんどの人は見たことがないと思います。
天然記念物としての紹介が「文化財ナビ愛知県」に記載されていますので、
紹介します。

「蒲郡市の沖合い約4キロの位置にある瓢箪形の島が三河大島で、
この東海岸にナメクジウオ棲息地がある。
ナメクジウオは、魚形をしているが、魚類ではなく
、原索動物にはいり、脊椎動物の先祖の種類として貴重なものである。
日本では、瀬戸内海や九州の天草に多産するが、
三河大島は分布の北限として注目されている。
昭和9年に発見され、昭和16年に指定されたが、
近年、護岸工事その他による生息場所の制約、台風による被害等により、
大島のナメクジウオは著るしく減少してきている。」  


Posted by 三河湾のスナメリ at 06:22Comments(0)魚貝類

2020年06月23日

西浜や 産声あげた 三河のり

梅藪の海岸堤防にある碑




「西浜や 産声あげた 三河のり」と書かれています。

西浜は六条潟の西の浜 即ち 前芝干潟のことです。

杢野甚七(1814~1904)は、三河地区で初めて海苔養殖に成功、
全国屈指の海苔の産地として三河海苔養殖の基礎を築いた。
明治37年(1904) 90歳で没。(東三河を歩こうHPより)



  


Posted by むぎゅむぎゅ at 19:50Comments(0)魚貝類