2011年02月16日

名古屋コーチン ブランドを守る

新城で発生した鳥インフルエンザの防疫措置は16日に完了しました。
しかし、この発生農場が名古屋コーチンの種鶏場であることから、
名古屋コーチンの種の保存が切実な問題となります。

このことが、16日の中日新聞の社説にありますので、紹介します。

「愛知県新城市の養鶏場で新たに発生した鳥インフルエンザ。
速やかに殺処分された一万七千余羽のうち約三千四百羽が、ブランド鶏の代表格、名古屋コーチンだった。
“種の保存”は万全にしたい。」

「鳥インフルエンザが発生した養鶏場は、実用ひな生産の六割を占める最大手。
大半は今回の移動制限区域外で飼育されている。
しかし、流通ルートが厳しく限定、管理されているだけに、長期的な影響がどう出るか、
今回以上の有事の際に、コーチンブランドはどうなるかという不安は残る。」




この名古屋コーチンと、
軍鶏と、


伊勢赤どりを掛け合わせたものが、


熊野地鶏です。


この熊野地鶏も三重県紀宝町の養鶏場で、鳥インフルエンザの猛威にさらされています。
詳しくは、中日新聞をご覧ください

名古屋コーチンも、熊野地鶏もそれぞれ大切な地域ブランドです。
関係者の知恵と努力により、地域ブランドを守っていただきたい。  


Posted by むぎゅむぎゅ at 23:05Comments(0)農林水産業