2011年02月04日

防疫措置完了

1月27日に発生した高病原性鳥インフルエンザは2月3日23時45分に埋却が終了し、防疫措置が完了しました。

この埋却状況の写真は、msn産経ニュースから引用しています。
防疫措置完了

埋却場所は県東三河農業研究所内です。
写真に写っている袋は縦、横、高さとも1m。つまり、1㎥の容量です。
鶏906袋、卵223袋、鶏糞・飼料等1,650袋を埋却しました。

殺処分から埋却まで多くの県職員や市職員が作業をしました。
新聞記事等を参考に、作業に携わった人の声を紹介します。

○ マスク越しにアンモニアの刺激臭が鼻をつく。
○ 鶏を捕まえてバケツに入れる係、バケツを運搬する係、二酸化炭素を注入して殺す係、死骸を運搬する係に分かれて作業した。
○ 防疫は時間との勝負と自ら言い聞かせて作業を続けた。
○ 凄く抵抗があった。でも、誰かがやらなければいけない作業と自ら言い聞かせた。
○ 鶏がゆっくり目を閉じるのが見えた。
○ 鶏150羽入った袋の重みを覚えている。
○ 袋詰めにした鶏から血が滴り落ちる。運搬中に垂れないように、袋を二重にするが、作業中に血が降りかかる。

こうした苦労の結果、防疫措置が完了しました。

今後、21日間、制限区域内(発生農場から半径10km以内)でウイルスが検出されなければ、制限区域が解除されます。
つまり、2月25日に制限区域が解除されます。
詳しい内容は、愛知県から発表されていますので、ご覧ください



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Posted by むぎゅむぎゅ at 22:20│Comments(0)農林水産業
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