2010年12月27日

カメのこと あれこれ 最終回

穂の国エコカレッジに参加して、愛知学泉大学 カメ博士 矢部隆教授から、
教えてもらったことを、あれこれ書きます。

こちらは、イシガメ。
東三河や知多で生息しています。
ペットとして、祭りの屋台で売られているミドリガメ(アカミミガメ)は、
外来種であり、放たれると、川や池で、イシガメの餌を奪ってしまい、
イシガメの生息環境が損なわれます。
カメのこと あれこれ 最終回

昼食をいただきながら、先生の話は続きます。
カメのこと あれこれ 最終回

○ カメの性別は、人間のように染色体で決まるのではなくて、卵が地中にあるときの地中の温度に依存する。地温が低いとオスになる。

○ 交尾をした後3年ほど、メスの体内で精子を温存することができる。捨てたりすると、後になって子どもが生まれ、繁殖する可能性もある。

○ カメは磁気コンパスと体内時計を体内に持っている。

○ カメは50年から60年の寿命がある。犬や猫などのペットと違って長寿であるので、最後まで面倒をみるには相当な決意が必要。最後まで飼えない場合は、飼ってはいけない。

○ ただし、子供がカメを飼いたい気持ちはわかる。どうしても飼えなくなった場合は、元も場所に戻すこと。(これは、野生の日本のカメを捕獲した場合、外来種は迷わず殺処分)
  
カメをペットとして飼うのには、相当な覚悟が必要ですね。



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Posted by むぎゅむぎゅ at 23:01│Comments(0)エコ・環境
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