2011年04月17日
濃尾平野もすさまじい軟弱地盤
先日、千葉県浦安市舞浜の地盤がすさまじい軟弱地盤と、
お伝えしましたが、濃尾平野にも、すさまじい軟弱地盤があります。
この断面図の1目盛りは、50mです。
基盤の上に最大で300mの深さまで、粘土や砂、礫が堆積していることを示していますが、
注目してほしいのは、最上部の水色の粘土層です。
この部分がすさまじい軟弱地盤で、
三重県旧長嶋町から愛知県弥富市にかけて、最大で深さが50mくらいあります。

上記の地質断面図は、桑名市から東海市までを切ったものですが、
東海市の丘陵部は、東海層群というしっかりした地盤に支えられています。

軟弱地盤の木曽岬町では、昭和30年代から地盤が沈下し、
井戸が抜け上がってしまいました。
この地盤沈下は地下水の過剰な汲み上げによるものですが、
現在は、工業用水道などが整備され、地盤沈下は止まっています、

地下水の過剰な汲み上げは、徐々に地盤沈下を起こし、
地震による液状化は、急激に地盤沈下を起こすのです。
この記事は、東海三県地盤沈下調査会「平成21年における濃尾平野の地盤沈下の状況」を参考にしました。
お伝えしましたが、濃尾平野にも、すさまじい軟弱地盤があります。
この断面図の1目盛りは、50mです。
基盤の上に最大で300mの深さまで、粘土や砂、礫が堆積していることを示していますが、
注目してほしいのは、最上部の水色の粘土層です。
この部分がすさまじい軟弱地盤で、
三重県旧長嶋町から愛知県弥富市にかけて、最大で深さが50mくらいあります。

上記の地質断面図は、桑名市から東海市までを切ったものですが、
東海市の丘陵部は、東海層群というしっかりした地盤に支えられています。

軟弱地盤の木曽岬町では、昭和30年代から地盤が沈下し、
井戸が抜け上がってしまいました。
この地盤沈下は地下水の過剰な汲み上げによるものですが、
現在は、工業用水道などが整備され、地盤沈下は止まっています、

地下水の過剰な汲み上げは、徐々に地盤沈下を起こし、
地震による液状化は、急激に地盤沈下を起こすのです。
この記事は、東海三県地盤沈下調査会「平成21年における濃尾平野の地盤沈下の状況」を参考にしました。
Posted by むぎゅむぎゅ at 07:10│Comments(0)
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