2011年04月23日

豊橋の地質

これまで濃尾平野の地質や防災や城下町の形成など紹介してきました。
でも、本当に紹介したかったのは、東三河のことです。

まず、豊橋の地質図をご覧ください。
東側の紫色は弓張山地を形成するチャート石灰岩などの岩。

遠州灘から三河湾に向かって、天伯台地、高師台地、豊橋台地とつながっています。
豊川放水路の右岸は小坂井台地です。

そして、着色していない部分が沖積平野という低地です。
豊橋の地質

遠州灘から三河湾方向の断面図です。
遠州灘側は断崖絶壁で、三河湾側に向かって徐々に低くなっていきます。
豊橋の地質

沖積平野は、豊川下流と、
豊橋の地質

梅田川下流などに広がっています。
豊橋の地質



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Posted by むぎゅむぎゅ at 10:45│Comments(3)地域の課題・問題
この記事へのコメント
いろんな資料、大変参考になります、
ありがたい事です。
あってはならない事ですが、今回のような東北のような津波がもし三河湾を襲った場合、豊橋市内の人達は具体的にどこに非難すればよいのでしょう、津波限定なら、ただ単に高い所に逃げろという話になると思いますが、もう少し大きな
地図と標高がはっきりわかる地図を表示
していただけると、プリントアウトなど
して、どこの家庭でも、会社でも、常に壁などに貼っておけば備えになるのでは
ないでしょうか、先生、是非よろしく
お願いします。
Posted by 魚彦会館の順 at 2011年04月23日 12:39
コメント、ありがとうございます。
もっと鮮明な地図がほしいとのことですが、地図に関しては、国土地理院の承認や作成者の著作権の問題があって、難しいのです。
ただし、HPで公開されているものは、そのHPを紹介します。
Posted by 豊川リバーウォーク むぎゅむぎゅ at 2011年04月23日 16:15
三河湾には東北並の津波はこないと思います。南海トラフで飽きる津波は伊勢湾の入り口でエネルギーをそがれるので津波の高さも豊橋市が見積もっている高さ
すなわち内閣府が見積もっている高さですが、数メートルレベルです。
外側海洋はさらされますが。高松以東は問題ないと思います。
Posted by moqn at 2017年07月09日 15:32
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