2011年05月15日

とよかわオープンカレッジ

豊川市では、知識や特技など自分の得意なことを教えたい方が講師となり、
学びたい方が受講する学習者同士のつながりによって育くむ、
市民が主体となって運営する学びの場として、
とよかわオープンカレッジを開校しています。
とよかわオープンカレッジ

宝飯郡の消滅と新豊川市の誕生」を受講しました。
14日土曜日に第1回目のカレッジがありました。
講師は栗田昌之先生で、本職は高校で地理を教えていたそうです。
退職後には、豊川市史、小坂井町史の編纂などでご活躍されました。
とよかわオープンカレッジ

この日のテーマは、「律令国家のなりたちと穂国」です。
初日から興味が湧くテーマです。
とよかわオープンカレッジ

配布された資料です。
とよかわオープンカレッジ

ごく簡単にカレッジの成果をご紹介します。
大宝律令(701年)以前には、
西三河に「参河国造(みかわのくにのみやつこ)」が矢作川流域を支配し、
「穂国国造(ほのくにのみやつこ)」が豊川流域を支配していました。

大化年間(645年頃)「参河国」と「穂国」が統合して、国名が「三河」となった。
「穂国」の名称は、「穂評(郡)ほごおり」として受け継がれた。

国名の由来は、
矢作川=「御河(みかわ)」⇒「参河」
本宮山=「秀山(ほのやま)」⇒「秀国(ほのくに)」⇒「穂国」
だそうです。

もうひとつ。写真で「宝飫郡(ほおぐん)」とあります。
「飫」とは、「よ、又は、お」と発音し、満腹のように物が豊かなことを表すそうです。
「穂郡」⇒「宝飫(ほお)郡」となり、後に、誤記により、「宝飯(ほい)郡」に変わったそうです。
大変勉強になりました。face02






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Posted by むぎゅむぎゅ at 09:48│Comments(0)歴史
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